読書

神田明神下『左々舎(ささや)』で「ふく」を満喫

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自分の内なる音を聴く

「ちくまプリマー新書」が気に入っている。中高生ターゲットのはずだが、頭の固くなったオヤジが読むとさらにおもしろい。こんなラインナップだ。「岩波ジュニア新書」よりもちょっと軽めだが、良書がそろっている。移動中読書にぴったり。数冊、続けざまに…

時間は金で買えないけれど、本と純米吟醸と蕎麦屋酒なら買えるということなど

どれが一番くやしいだろうか?(1) 読み始めて30%程度(2) あと数10ページ程度で終わり(3) 買ってすぐどれもくやしい。そうそう、せっかく選んで買った本を落としてしまったときの話だ。(1)は嫌だなあ。小説ならばやっと謎が出揃って物語の全体像が見えて…

初対面でいきなり深い関係を迫ってしまったりしなかったり

最近ポタリングの回数が少ない。これではいかんと、暑いのにご苦労さん、二日連続ポタ蕎麦をする。土曜日は練馬方面。給油地は石神井公園『菊谷』。前回は環八の内側を荻窪回りで攻めた。今回は調布方面経由で。未踏地域の大泉学園まで足を伸ばしハードに走…

どこで本を買うのか?

社のブログに書いた勢いでここにも書いてしまおう。ときどき書く順番が回ってくる。他にも週一(?)で発行している企業メルマガもある。いかに駄文とはいえ、一日に両方書くのはけっこう「ネタ探し」が大変だ。ちょっと違うかなあ?ネタはいくつもあるんだが、…

一〇八の死にざま

このコンテンツは、加筆修正して新『だいじょうぶだよ』に移動しました。 一〇八の死にざま 〜また北方謙三版『水滸伝』

北方水滸伝の黄身がぐずぐずであること

うっかり読みはじめてしまった北方水滸伝。おもしろいんだよ。移動読書派。サイズの大きいハードカバーいやいや派。文庫本読み捨て派。としては、毎月の集英社文庫の発売が待ち遠しい。まだ9巻目だ。ちょっと中だるみ気味か。でもだいじょうぶだよ。9巻目…

北方謙三版『水滸伝』巻の弐 『三国志』は序の口だった

『三国志』も新しかった。三国志のお決まりの人物造形をすべて白紙にし、「物語自体」から自然に生まれるキャラクター像を、北方謙三なりに再構築している。数年前に一気読みしただけなので、細かいところは覚えていないが、劉備は凡庸で優柔不断の男、孫権…

北方謙三版『水滸伝』 4/19

北方謙三『水滸伝』を読みはじめてしまった。ハードカバー版を何度も買おうと思ったが、移動読書派としては、あえて文庫にこだわり、今まで待っていた。文庫で出てからも、今まで待っていた。だって、毎月の新刊を待っていることなんてできないだろう!だい…

What a wonderful world. きつねのこんすけ

あらためて一日を思いおこすと、たいしたことをしていない。打ち合わせの連続だった。でも、なぜか疲れている。帰宅途中、午後9時。この時間にはめずらしく、幼稚園児連れのおかあさんが乗り合わせる。始発電車は空いていた。「おかあさん、もう一度読んで…

あっちへ行ってしまった作家 藤原伊織

藤原伊織が、本当のあちら側に逝ってしまった。ダナエを読んだ感想を書いたのは2ヵ月ほど前のことだった。『彼は、いつ「あっち」に行ってしまうのだろうか』と比喩で書いた。癌のことは知らなかった。残された9作どれも名品だが、個人的には『ひまわりの…

最終章が読めない本 『あなたに不利な証拠として』

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藤原伊織『ダナエ』- あっちへ行ってしまった人たち

藤原伊織『ダナエ』を読んだ。手に入れてから2ヶ月以上放置していた。読むのが怖かったからだ。そろそろ、藤原伊織も「あっち」に行ってしまうのではないか、と不安だったのだ。ダナエ作者: 藤原伊織出版社/メーカー: 文藝春秋発売日: 2007/01/01メディア: …

停電しちゃってさあ…あの国のことも

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ヘッドフォンで聴く落語十代目 柳家小三治

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フィクションの中の曲ふたつのLOST(2)『暗く聖なる夜(LOST NIGHT)』

また、マイクル・コナリーの話になる。『暗く聖なる夜(LOST NIGHT)』だ。銃弾に倒れ四肢麻痺となっている、ボッシュの元同僚の刑事ロートン・クロス。FBIテロリスト対策班に命を脅かされ、心ならずも屈服させられてしまったクロスをなぐさめながら、妻…

フィクションの中の曲ふたつのLOST(1)『LOST KENJI TAPES』

フィクションの中の曲を聴きたくなったことはないかい?いままで切れ切れに読んでいた、漫画『20世紀少年』全22巻を友人から借り、一気読みをした。もうこれで終っちゃうのかと心配していたが、だいじょうぶだよ、まだ続いている。物語終盤でキーとなる…

『茄子』黒田硫黄からはじまる話

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『1億稼ぐ検索キーワードの見つけ方』

新しい本を持ってくるのを忘れてしまった。読み終わる寸前の本だけだ。…。読み終わってしまった。これから1時間以上移動する。iPodもバッグに入っていない。駅の前の書店に入る。棚をざっと見てみるが、読みたいエンタメ本もないとき、平積みの本が誘ってい…

『五感マーケティング』

なぜ何となく買ってしまうのかを、視角・触覚・聴覚・嗅覚・味覚の5つの感覚を刺激し、個人のココロに訴求するためのマーケティング戦略を紹介している。キーワードは「物語」と「感性」。五感マーケティング (Nanaブックス)作者: 高橋朗,しりあがり寿出版…

マイクル・コナリーにやられた

マイクル・コナリーのボッシュ・シリーズ最新作「天使と罪の街」を再読させられてしまった。天使と罪の街(上) (講談社文庫)作者: マイクル・コナリー,古沢嘉通出版社/メーカー: 講談社発売日: 2006/08/12メディア: 文庫 クリック: 7回この商品を含むブログ (…