狛江『志美津や』吉祥寺『中清』粗挽き蕎麦

Hosanm2007-07-22



連休に喜び勇んで雨上がりの路上に飛び出しポタリングする今日はふとしたことで同席し粗挽きをはじめたことを知らされた狛江志美津やをまったり地としながら出発するも天気はぐずぐず遠出は禁物と意外と知らない喜多見狛江東野川エリアをうろうろとしつつ志美津やに到着すかさず目当ての粗挽き蕎麦を所望す。

作法にのっとり蒸篭を持ち上げくんくんすれば鼻腔を激しく揺さぶる予想以上の荒々しき蕎麦の香りに陶酔しながら一筋を口に含むや蕎麦臭ますます強く口腔内に立ちのぼるのをいいことに続いて出汁を一舐めする間もあたえずおっとり刀ですばやく少量の汁をつけつつわしわしとたぐり続けるとあっという間に完食という情けなさ。

予想を大幅に越えた蕎麦のうまみを満喫させる志美津や粗挽きに大満足と後をひかせるものありて再度入店してそのまま裏を返そうかとも思うもののそれも粋じゃないよと見上げれば天気も回復基調につきここは再見としもう一軒行ってみるかと北上し目指すは定休日中休みなしとその名も高い吉祥寺は中清の粗挽き蕎麦を。

あ〜あッ、こういう文章は疲れるぜ。もうやめ。

というわけで、狛江『志美津や』の粗挽きに触発され、ひさしぶりに蕎麦屋のはしごをしてしまった。

最近粗挽きがはやってるみたいだが、全体にちょっとおとなしすぎないか?と思う。ちょっと前の粗挽きはもっと穀物くさくて、それが蕎麦好きには魅力だった。
『志美津や』の粗挽きはその点でも満足させてくれるものだった。また行く。


今日のログ、GoogleEarth用のTRKファイルのダウンロードはここから。


吉祥寺中清の粗挽き蕎麦はいわずもがなで留守をこれ幸いと詩人の席でまったりするも日高見天竺純米吟醸など自慢の品の封を切って匂いをかがせていただきながらだいじょうぶだよまたあらためて来るぞと心を新たにす。(この文章のクセがついちゃったな!)