多摩川河口へのポタリングとGPSトラックログ また宇奈根『山中』

Hosanm2007-04-14



天気も良い、風もない。風の強い日の多摩川べりポタは結構きつい。が、今日は最適。しばらくぶりにやってみたかった多摩川河口一周に、ハンディGPSを持って出発。

往路は、登戸で多摩川を渡り、川崎側をひたすら走る。おおむね快適に河川沿いのサイクリング道路を走る。

川崎市内で河から離れ、しばらく道路沿いを走らされる。多摩川沿いを含めて、あまり気持ちよいコースではない。多摩沿線道路とやらを走る車の排気ガスが堤に上がってくる。

ほとんどの自家用車には若造がひとりしか乗っていない。不必要な大型の四駆で、締め切ってエアコンをつけて、空気を汚して二酸化炭素を増やしている。どうせダートなんて走ったこともないんだろうに(なんたってオートマの四駆だからね)。車だって安いものではないし、維持費ってばかにならないよね。賃貸アパートに住んでいるんだろうから、毎月駐車場代も払っている。大久保清の昔のように(古、そんなことみんな知らないよ)、車に乗ってベレー帽をかぶっているからひっかけることができた牧歌的な(?)時代でもない。タクシーとレンタカーでこの金額を使えば、もっといい生活ができるのに…。
所有した瞬間に価値が下がってしまうものに高額を費やすなんて、こいつらバカかと思う。(心配してあげなくてもだいじょうぶだよ。真正バカなんだから)

川崎市内を過ぎてやっと多摩川沿いに戻る。いきなり河口らしい雰囲気が始まる。しばらく走ってやっと行き止まり。対岸は羽田空港だ。水を補給してすぐ復路へ。



帰りは大師橋を渡って東京都側を走る。
いい天気だなあ。ブルゾンを脱いだ半袖がちょうどいい。散歩者も多く、じゃまにならないように大田区側をのんびり走る。

途中、水分補給のみで、やっと宇奈根山中』までヘロヘロになりながら到着。いい感じで空腹だ。
いつものやつでのんびり休憩後、出発地点のウルトラマンに戻る。

走行距離59キロ。食事時間を除くと、平均時速は17キロ程度。今日も快適なポタリングだった。

トラックはこんな感じだ。



GoogleEarth用の.kmzファイルはここからダウンロードできる。

きれいなトラックログだ。多摩川堤では数メートルの誤差で正確なログが記録されている。

本来、GPS端末が数メートル単位の正確な平面データを取得するためには、3個の衛星を捕捉していなければならない。住宅地では、3個以上の衛星を捕捉し続けるのは難しい。ちょっと開けていれば2〜3、密集地や高めの建物があれば1〜2、高層ビルの近くや高架下ではほとんどゼロだ。
途中に「0」状態があれば、その前後を直線で結んでしまう。だから、地図を拡大してトラックデータを見ると、かなりの頻度で人家を横切っているように見えてしまう。さすがにそんなことはしていない。

で、多摩川沿いのサイクリングロードでは、周囲が開けているため、概ね正確なデータがとれている、ということだ。

ただし、正確な高度まで取るには、4個以上の衛星を捕捉している必要があるらしい。衛星を4個捉えつづけるのは、都会ではほとんど不可能で、また違った次元での話になってしまうね。ちなみにこのトラックログでは、高低差73メートルになっているが、そんなにアップダウンはしていない。

その辺りの制限を考慮しながら、トラックログをGoogleEarthで楽しんで欲しい。
GoogeEarthで遊んだことのない人には、ぜひ一度、GoogleEarthの体験をお勧めする。上場してからのGoogleは、やることが生臭くってかなり「はてな」なんだが、これはすごいアプリだよ。