シーズンの終わりと始まり

銀座二丁目「三州屋」



ターミネーター:サラ・コナー・クロニクルズ』が終わった。セカンド・シーズンを観終わった。これで打ち切り。第3シーズンは作られないらしいのでこれで完結だ。

まあねえ…。セカンド・シーズンの最初はキャメロンが何々になって何々だったから盛り上がったけれど、その後は枝葉のストーリが本筋にうまく結びつかず、どんどん地味になって、視聴率も右肩下がりだったらしい。これでは仕方ないね。

打ち切りが決まった後の最後の数編は、あの人やあの人がいきなり死んでしまうやらでもう大変。枝葉でふっておいた伏線を無視しての辻褄合わせが大変だったのだろう。
ジョンは再び"デ"や生身の"キ"、なんと"カ"にも合えたのだからいいけれど、サラのその後はどうなってしまうのだろうか? "キ"のチップが入った"ク"はどんな行動をとるのか? あの液体金属ターミネーターはいったい何だったのか? やはり突然連載終了が決まった連載マンガ同様、重症の消化不良に陥ったままなのだ。(以上、ネタバレ終了)

でもだいじょうぶだよ。最終回はそれなりにしみじみ観てしまったのだ。
ターミネーター:サラ・コナー クロニクルズ』はまもなく地上波で放映されるらしい。秀作ぞろいの海外ドラマの中でも出来は良く、"ジ"系のへぼタレントが主役を張っている半端ドラマや、"吉"や"創"ばかりの笑えないバラエティよりも数百倍楽しめる。ぜひ観ておくれ!

で、シーズンといえば、牡蠣のシーズンはとっくに始まっている。今季の牡蠣指数は順調に推移しているとは言えない。10月17日現在でまだ27個を記録しただけだ。こらからがんばらなければいけない。

牡蠣をやっつけた数の数え方は実は大きな問題点がある。大小の固体差があるからだ。加えて、複数を合わせて一緒にフライする店も増えている。…。たいした問題ではない、と言えなくもないが…。ま、いいや、とにかく、大小を問わず「1個」と、1フライに何個入っていようと「1個」と数えることにする。(そんなのどうでもいいよね!)

で、今日。今季はじめての『三州屋』牡蠣フライをした。しかもわざわざ休日に集まっての昼酒だ。三州屋に集まれば、当然ながら"ヒカリモノ"三昧だ。続いて貝類。もちろん中心は牡蠣だ。

そしてその他。

一つのシーズンが終わって、また一つのシーズンが始まる。さて今年は"あたらずに"牡蠣を何個食べられるだろうか? 審判の日はやって来るのか…。銃口はいつもこめかみにあたっているのだ。ダダンダッダダン。



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