隅田川全26橋走破!ツアー

隅田川全26橋走破!ツアー


隅田川、端から端まで、自転車で通行可能な全橋を渡る、というおばかなプロジェクト、MTBに乗り始めてからずっと計画していたのだが、苦節五年、やっと現実味をおび、ついに実施されるに至るものの、いままでのポタ中、難易度が最も高いのではないかと心配されたため、事前にシエロアスールデロスアンデス号を出発点の近くまで運んでおいて当日楽をしようと目論んだにもかかわらず、そこはいつもの癖で本末転倒、つい京成高砂などという遠距離まで蕎麦ポタをしてしまい、自転車保管場所の浜松町に着いてみればなんてことはない、走行距離は65キロを越えているのに加えて、シルバーウイークの影響でがら空きの幹線道路をいい気になって飛ばしたせいか、すでに翌日の分も疲れて切っているというていたらくのせいもあり、なかなかしんどいポタとなってしまったのは、ま、もともとの想定内なのだが、それに輪をかけて、隅田川上流の水門までの到達が大幅に遅れてしまうという事態まで発生させてしまったのは、全"橋"さん家の表札の写真を撮りたいと思ったからなのだ。

そうなのだ。
26橋全部の写真を撮るということは最低26回は止まるということなのだ。しかも全部"漢字"の橋名を撮りたいと思った。

知ってるよね。橋の欄干に書かれている名前には一定のルールがあるのだ。必ず片側は漢字で反対側はひらがななのだ。たまたまひらがなに行き当たってしまったら、欄干は二つあるので横を見ればいいようものだ。が、そこは都会の橋。道路の向こう側に渡るのは容易ではない。

問題は橋の欄干のたびに自転車を降りなければならない、というところにある。あれって結構疲れるのだ。しかも、あたりまえだが、橋って、両端が低くなっているのだ。
写真を撮った後に漕ぎ出すときは、必ず登りなのだ。だから、端っこで停まるということは、最低26回は登りに向かって漕ぎ出すことなんのだ。加えて「漢字の橋名」を探して行ったり来たりもしている。

もともと、全橋を渡ること自体が大変なのだった。隅田川は、全長23.5キロのはずなのに、岩渕水門に着いた時点ですでに50キロ走っている。そんなこんなで大幅に予定を圧して、岩渕水門に着いたのはすでに16時半を過ぎている。

丸の内で18時門限の自転車があるのだ。帰路は20キロ強だ。行きのまったりさとは正反対に、帰りは幹線道路を激急ぎ走りになってしまった。でもだいじょうぶだよ。未だに都会の一般道の交通量は少なく、それはそれで快適なツーリングではあった。

わたしは途中から、浜松町に向かう。また明日続けるのだ。駐輪場に自転車を預けて、一路、待ち合わせの有楽町に向かう。今日はあのガード下で飲もうと思っているのだ。クラシックラガー大瓶550円也に感動する予定なのだ。

GPSログはここから見ておくれ
昨日21日は65キロ、今日22日は70キロをちまちまと5時間15分。ちょっと疲れたかも。



hosanm@gmail.com