GPS便利ツール「轍」と蕎麦ポタログ

はい!自転車です。



人は計測が好きな動物だ。人は記録したい動物でもある。だから、書く。録る。撮る。
ポタリングのような、本来、自由で目的のなさが特徴的な遊びをしてもだ。スポーツ車を買うと、サイクルコンピュータを付けたくなる。今日は何キロ走ったか?何時間走ったか?平均速度は?最高速度は?…。

スポーツサイクルを勧めるほとんどの人は言う。サイクルコンピュータも買いなさい、と。確かに、記録が見えるとはげみになる。サイクルコンピュータがなければ、健康のために自転車に乗り始めた人の半数は続いていないのではないだろうか。

そのうち、走った軌跡を残したくなる。GPSの出番だ。せっかくだから写真も撮って残したい。今はGoogleマップといういいツールがある。GPSのトラックデータを地図上にインポートし、簡単に公開できる。写真もコメントを付けて掲載可能だ。

ただし、それなりの手間がかかる。貼り付けたい写真を撮った場所をGoogleマップ上で探し、手動で貼り付けてやらなければならない。やってみると、これがけっこう面倒くさい。だから、数箇所の写真しか掲載しないことが多い。

そんな悩みを持っている同好の士は多いだろう。でも、だいじょうぶだよ。ちゃ〜んと解決できるツールを作ってくれた人がいる。
Google Maps/Earth活用ツール『轍 Wadachi』だ。

便利な機能は数々あるが、何といっても興奮させるのは「デジカメ画像との連動機能」だ。
デジカメとGPSの時刻を合わせておけば、撮影時刻から撮影場所を自動的に抽出し、ウェイポイントとして登録してくれる。さらに画像の縮小までして、Googleマップ上に写真を掲載してくれる。後は写真に題とコメントをつけるだけだ。

友人に教えてもらい、さっそく試してみた。

暑い。日差しが強い。こんな日は、木陰の多い川ポタだ。木陰中心に写真を撮って走ってみよう。
GPSをセットして、仙川を井の頭公園目がけて北上する。井の頭公園から玉川上水に乗り換える。小金井公園から南下。白伝坊坂を野川に下る。野川の手前で「はけの道」に入る。明真寺から野川に合流。


(上の地図のクリックでGoogleマップを表示)

こんな感じに仕上がる。テストで撮っているのでたいした写真がない。
それに、画像処理ソフトで補正すると時間情報はどうなってしまうのだろう…?

【追加:暇人は画像処理もやってみた】
Photoshopで、リサイズ、補正、各種フィルター、合成をする。いずれも、そのまま「保存」もしくは「別名で保存」をすればOKだが、「WEB用に保存」をすると時間情報が消えてしまいシンクロできない。合成をすると自動的にPSDファイルにされてしまうので、レイヤーを統合してJPGで保存してやらなくてはならない。
多少気をつければ補正した画像を掲載することも可能ということだ。

  • -

昼休みは『みやざわ』のつもりだったが、家族連れで混んでいそうだ。『たま志』に変更。当然、「おこげ」。唯一未食だった「おろしそば」を。
ぶっかけと思っていたが…、ほう、ほう。こんな風に出てくるのか…。

たっぷりのだし汁の中におろしとおかかと海苔。これにつけて食べる。好みで別添えの醤油で塩気を加える。このだし汁が絶妙にうまい。つけ蕎麦として適当に食べ進んで、最後に残りの蕎麦を全投入。冷かけ状態で〆る。いける。夏は癖になりそうだ。

夏といえば、「梅山菜」や「梅とろろ」という技をたか志は持っている。定番の吟醸蕎麦も胡桃だれも。むムむ、また「バッテン」企画で網羅しに来たくなっちゃったじゃないか!
たか志恐るべし。懐が深いぜ。