昼酒昼蕎麦強化月間は続く小金井『みやざわ』


「昼酒昼蕎麦強化月間は続く」とは、先週の「週間」が「月間」に格上げされた、ということに他ならない。「好評につき」だったからだ(おまえが自分が自分にだろう?)。

というわけで、今日はひさしぶりに『みやざわ』に。昨年末、この店で年越しして以来なので、2ヶ月半ぶりだ。



『みやざわ』は、のんびりぶらぶらポタリングしていたときに、偶然見つけた。靴を脱いであがるのは好きではないが、ここならば喜んで脱ぐ。こんにちは、またおじゃましました〜、という感じで、隅のいつもの二人席に座りこみ、さりげなく整えられた骨董品を眺めながら、思いきりくつろいでしまう。

最初のときは、うまそうな蕎麦屋での作法通り、迷わず「せいろ」を頼んだ。一口食べて、即座に「いなか」を追加オーダーしてしまった。けっこう盛りも良く、ちょっと苦しかったので、帰りにきいてみた。次回もぜひ両方食べたい。相盛りで良いので、二色の大盛りにしてくれないか。「わかりました。主人に話しておきます」と。

2〜3週間後だったと思う、再訪した。蕎麦ですけど…と言いかけると、「二色で大盛りでしたよね」と言われた。その瞬間、ずっとこの店に来続けるぞと決めた。

で、今日は「月間」なので、ビールから。喉を潤したあとは、ぬる燗とひたし豆でまったり。お通しはそば味噌だ。良いなあ、蕎麦屋だなア…、とあたりまえのことを思いながら、焼酎もいっちゃおうかなッ。寒いからあつあつの蕎麦湯割りなんてどうだろう…(好きにしろよ)。
もちろん、しめは、いつものお願いします、と。

薬味が運ばれてくる。山葵と辛味大根おろしとネギの三種だ。ということは、とうぜん二色が。『みやざわ』では、「せいろ」には山葵、「いなか」には辛味大根おろし、と決まっているのだよ。覚えておきたまえ、こんどの試験にでるから。

「せいろ」と「いなか」が、まったく同じ太さというのもめずらしい。
かおり、味、喉越しが、ちょうど良いところで妥協している「せいろ」。味がグンと表面にでてくる「いなか」。どちらも満足。

みやざわの詳しい情報はココにあるよ ⇒ つれづれ蕎麦 小金井「みやざわ」

至福の昼酒昼蕎麦強化月間は続くのであった。