週末も昼酒昼蕎麦三昧その参『たか志』 Reprise

「あれ」。なぜか「おこげ」という。



さて、連続的昼酒昼蕎麦三昧の3日目。天気晴朗にして花粉多し。この季節は、杉の群生地帯には、少しでも近づかないようにしているのだが、久しぶりに「あれ」がどうしても食べたい。ま、この際(どうなっても)良いか…、だいじょうだよ(たぶん)と、小金井方面に向かう。

府中小金井地区に船出しての、なじみの昼の止まり木、といえば『たか志』だ。
『たか志』と言えば吟醸そば。

 春は「凛」
 夏の「黒吟」
 秋「ほのか」
 冬の「古吟」に
 土日「白吟」

と(落語に出てくる狂歌みたいだが)季節によって蕎麦を打ち分けているのが、『たか志』の最大の特徴だ。

これがどれも、特徴的でうまいのだ。吟醸ではないふつうの蕎麦も一級品。さらに、クルミだれで食べるのもいけるので、いつも、どれにするか悩んでしまう。しかも、蕎麦の量が多いので、お替りもできないという、とても精神衛生上よろしくない店なのだ。



で、今週は、昼酒昼蕎麦強化週間ということもあるが、喉も乾いているし、ビールから。いっとき、魔がさしたようにス○パ○ド○イになってしまっていたが、理路整然と(!)酒飲道を説かせていただいたおかげで、また、もとのモ○ツに戻っている。

つまみには、今日のお目当ての「あれ」をお願いする。
良いよなあ、こんなシンプルなものが何でこんなにおいしいのだろう…。最初のパリパリ感も良いが、食べ進むうちに出てくる、海苔とネギに汁が絡まって、しっとりとなった部分がまた絶妙で、いつもやられてしまうのだ。ここまでやられてしまったら、あとはもう、全面的に降参して、「三笑楽」をお願いするしかない。

とりあえず目的をはたし、いよいよ蕎麦の時間。直球の蕎麦風味の「古吟」を。5種類の吟醸そばは、ひととおり食べた。どれも味が濃くて、好みにぴったりだが、個人的には「古吟」が一番だ。
四季の吟醸、土日祭限定の白吟、ふつうのもり、と三種を目の前に揃えて、食べ較べてみたい、という夢を見ながら帰途についたのだ。

たか志の詳しい情報はココにあるよ ⇒ つれづれ蕎麦 府中「たか志」

こうして4連休の3日目は過ぎていくのであった。でもまだ一日あるよ。明日はどこに行こうか?目覚めたときの気分と天気次第で考えよう。