生まれ変わったボゴタで自転車を

モンセラティからのボゴタ



21:00からNHKBSで、世界のドキュメンタリーシリーズ「爆走都市コロンビア・ボゴタ」とかをやるらしい。元ボゴタ市民としてはこれは観ておかなければ。いまはどうなっているんだろう?相変わらず危険で楽しい街なんだろうなあ。(posted at 20:41:40)

世界のドキュメンタリーシリーズ「爆走都市コロンビア・ボゴタ」、ちょうど帰国した後の話なのでおもしろかった。嘘つくなよと思っていたが、「お前の知っているボゴタじゃないぞ」とコロンビア人たちが言っていることは本当らしい。スマン全面的に疑っていた。人も都市も国も変れるんだな…。(posted at 22:11:54)

とにかくボゴタの交通事情はあきれるほど悪かった。冗談1/10にブログには書いたことがあるけど、http://goo.gl/ixLr ほんとうにこうなのだ。横断歩道を渡っていると車が進行方向めがけて突進してくるのだ。(posted at 23:22:12)

当然、鉄道なんてない。慢性的な朝夕のラッシュを解消するための地下鉄構想は何度もあったらしい。でも、あの治安の悪かった街で地下鉄なんてぶっそうなの乗るわけない。だから市民の足はバスだけだ。タクシーは数多く走っているけど、基本的に女性ひとりでは乗らない。何されるかわからないからだ。(posted at 23:30:21)

またバスがちゃんと来ないのだ。タクシーも路線バスも基本的に個人経営。だから、定期路線なのに、家の用事があるとか昨日飲みすぎたとか何か今日は気がのらないとか、運転手の都合で運休するバスも少なくない。女房の服を取りに路線を変えてクリーニング屋に寄ったバスに乗り合わせたこともある。(posted at 23:37:48)

タクシーは、雨が降ると極端にひろえなくなる。利用者が増えることだけが理由ではない。雨で大切な愛車が汚れるのがいやで帰宅してしまうのだ。乗車中に大雨になった途端「金は要らないからここで降りてくれ」と言われたことがある。「豪雨の後は事故が増えるから早く家に帰りたい」だとさ。(posted at 23:42:43)

そう、コロンビアでは自動車は下駄代わりではない。とんでもない贅沢かつ必需品なのだ。家族総出で金を出しあってやっと手に入れた不動産にも等しい価値ある資産なのだ。http://goo.gl/mYbW だって、法定最低給料が一万円程度の国で、マツダファミリア!!!が百万円もするのだ。 (posted at 23:52:17)

やっと手に入れたタクシー。これで晴れて個人事業主ベンチャー経営者だ。タクシーの。だから万が一にも事故なんておこしすわけにはいかない。それに明日は家族六人が乗ってドライブに行く約束なのだ。このタクシーで……そりゃあ、豪雨なんか来たら家に帰っちゃうよね。(posted at 23:59:20)

でもだいじょうぶだよ。ボゴタだっていつまでもそのままではいられない。♪そんな時代も あったよね♪と、二人の革新知事のおかげで、ボゴタにバスレーンができて小奇麗な大型バスが走っているらしい。バスレーンができて交通ラッシュがなくなったらしいじゃないか。(posted at 00:05:16)

それに、なんと、自転車レーンがあるみたいだ。アンデスの中腹にあるボゴタだが、市内は起伏が少なく自転車には最適だと思った。買おうと思ったが厳重に止められた。ハポネスがそんな無防備に走っているのは危ない!と。それにあの排気ガスじゃちょっとねと思いとどまった。(posted at 00:09:42)

あんな絵を見せられちゃったら…またボゴタに行きたくなってしまうじゃないか。気ままにポタリングするにはちょうど良いサイズの街なのだ。特にセントロあたりを、古い建物と教会とカフェテリアで小休止をしながら適当に流したら楽しいに違いない。(posted at 00:17:22)

マグダレナ川まで2600メートルの下りなんて爽快だろうなあ。で、海抜の低いヒラルドあたりで、暑さに負けないようにアヒを山盛り乗せて、ひいひいいいながらカルネアサダをわしわし食べるのだ。いかん、本当に行きたくなって来た、ので、もう、や、め、る。現実よこんばんは!(posted at 00:25:53)



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