キーワードをチェックする

お願い、これネタだって言って!



久しぶりにアクセスログを見てみた。興味があるのは「キーワード;検索語」だ。

最近多いのが「不況に強い業種」だ。つくづくすまないと思う。検索した人は真剣だったのではないだろうか。その結果到達したページが、やくざな高利貸しをおちょくったページだなんて。スマソ。時間をむだに使わせてしまったね。

やはり季節物で多いワードが「牡蠣 あたる」関連だ。そんなに牡蠣にあたる人が多いのだろうか?
暖冬のせいだろうか今年の牡蠣はおいしくない。牡蠣フライを八月末から出す店を見つけてしまったので、今年は牡蠣まみれになるはずだった。ということは、必ず「今年はあたる」と覚悟して食べていた。でも、だいじょうぶだよ。その後の不作のため、数値の伸びは鈍く何事もおこりそうもない。
"あたる楽しみ"は来期にとっておこう。

バタフライエフェクト エンディング」がある日から突然多くなったのは地上波テレビの放映があったかららしい。たぶん解説者がエンディングについて話したのだろう。これも季節物だ。もうおさまったか。

DQN/ドキュン/ドキュソネーム」も高め安定で多い。キーワードとしての「DQNネーム」だけではない。DQNな名前自体での検索もぽちぽちある。

昔の(と限定しておく)まともな神経の人ならば、あきれるような名前が世間に蔓延している。
知人から年賀状が来る。生まれたばかりの子供や孫との写真が印刷されている。が、名前が読めない。かわいい子供に"DQNネーム"をつける発想力しか持ち合わせていない親たちだ。ちゃんと仮名がふられていることはめずらしい。でも、次にその知人と話をするときに、子供のことをきいてあげることになる。名前の読みを知っておかなければならない…。

ようするに、そんなこんなシンドロームが巷ではおこっているのではないか、と、かってに妄想しているのだ。

ときどき思い出したようにポツリポツリとあるのが「カガマリコ スペイン語」だ。インターネットは知識の宝庫だ。それなのに…君たち、こんな、スペイン語で"カガマリコ"が"オカマ野郎のクソ"という意味だなんて阿呆なことを調べたりしていないで、もっと有益な情報を検索しなさい!とオジサンは真剣に憂国してしまうのだ。

わたしにとって、インターネット=検索だ。

コンピュータとの付き合いは古い。NECの「TK80」を手に入れたのは・・・・70年代の後半だったと思う。ワンボードマイコンキットだ。"マイコン"だよ!"キット"だから自分で組み立てる。もちろん、ディスプレーはおろかキーボードだって付いていない。キーパッドに16進のプログラムもどきを打ち込んで、LED が点いたり消えたりするのを楽しんでいた。

それ以来、MZ・FM・8や9シリーズ・II、等々、ずっとPCと付き合ってきた。やがて海外に仕事の中心を移し、PCどころかキーボードと無縁の時期を過ごした。PC「空白の10年」ってやつだ。

はじめてインターネットを見せられたのは1996年だった。南米から日本に帰ってきた直後だった。ちょうどインターネットの黎明期にあたる。いろんな所で騒がれているけれど、「なあ〜んだ、画像が使えて通信料金が安いパソコン通信じゃないか」程度にしか思わなかった。

その後、インターネットの世界を仕事にし検索の便利さに触れた。
マリコさんのカガ状態だった初期の検索エンジンを一変させてくれたのが、Googleの登場だった。そうそう、これだよ。わたしが求めていた"知"の形はこれなのだ。いちいち図書館に出向かなくてもいい。たいした内容が書かれていない新刊本を追いかけてストックしておかなくてもいい…。のだ。

…。今日もいつもに増してまとまりのない内容になってしまったナア。ま、いいや、検索についての思いはそのうちきっちり書こうじゃないか。



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