国分寺にUFOの発着地点を発見

謎の地上絵



Googleストリートビュー」がおもしろい。バーチャル散歩をするもよし、「まとめサイト」を見てるだけでも楽しめる。でも、ヤバげな写真はどんどん削除されているので、はやいうちに見ておくことを勧める。

もともと、地図が大好きだ。ねだられて英語の百科事典を買わされたときも、付録の世界地図の美しさに惹かれて「YES」と言ってしまったくらいだ。すっかり敵に手玉にとられてしまった。

大の物見遊山好きだ。しかし、旅好きという以前に、小学生の時に、図形としての地図の虜になってしまったのだ。むしろ、だからこそ、旅をしてその場に立ってみたいと思った、ということだろう。

どこかに美しい図形はないかと、今更ながらGoogleマップを見てみる。で、発見。なんだこれは…、国分寺になにやら、ナスカもどきの地上絵らしきものが描かれている。これは間違いなくUFOの発着基地に違いない。日本人が発見したという印に、ここに「∞」を書いて合図してこよう。きっとグレイが誘拐しにやってくるだろう。これでわたしも、立派なアブダクティだ。

というわけで、行ってきた。
結果はどうかというと、GPSのログを見るとわかる。「∞」がうまく描けなくて、グレイと交流するどころか、UFOすらやってこなかった。代わりに、円の中央に、弁当を食べているおばさんと子供二人が青いビニールシートに乗って降臨しただけだった。

第一の目的は果たせなかったが、でもだいじょうぶだよ。その他の目的は果たせた。


地図のクリックでGPSログ地図に拡大

二番目は、分倍河原『よし木』で久しぶりに、あのかき揚げを食べることだ。このところ、店が混雑してかき揚げのオーダーは控えていたのだ。
幸い今日は空いている。宇宙創生に思いをはせながら、分厚いかき揚げを堪能。おじさんとも話しができた。ついでに、壁にかかっているムンク「叫び」を発見というお土産まで。

三番目。自転車とGPS好きの「劉邦」と名乗る男(相手は劉邦とくればわたしの陣取り名は「項羽」だ)と陣取り合戦をしている。自転車で走破した枠の中が自分の陣地となる。せっかく取った陣地だが、相手に走破されると相手の陣地になってしまう、というKOEIの戦国シュミレーションゲームのようなシビアな競技なのだ。

今回は、往路が中央線の北側、帰路が多摩サイなので、かなり大きな枠が描けた。2500万坪はあるだろう。どうだ、劉邦!まいったか。しかも、お前が先月囲ったエリアもたくさん頂戴したぜ。

ところで、そもそも手持ちのGPSでは、1秒に一回の位置情報しか記録できない。自転車のスピードでは正確な円を描くのが難しい。よし、次回、UFOポイントでは、自転車ではなく徒歩で正確に「∞」を書いてみよう。そうすれば…。