積算一万キロ走った 『びえんとぶらんこでろすあんです』

Hosanm2007-04-16



サイクルコンピュータの積算走行距離が、ちょうど一万キロを越えた。直線で走っていれば、そろそろ月を越えて火星に到着する距離ではないだろうか?(ない!いいかげんな数字をあげてはいけない)

現在の自転車を買ってから約33ヵ月だから、毎月300キロ走ったことになる。通勤に使っていないので、自宅でほげほげしていた休日とさぼりの日だけ。雨の日もあった。と考えると、いったん走り始めるとそこそこの距離を走っていることになる。

「MTB?…あなたならそうね…ルイガノの白を買いなさい」と、アドバイスをもらった女性に強く言われて、その通り衝動買いをした。

自分でメンテナンスをする気がないのならば、自転車を遠くの販売店買ってはいけない(特に通販は安いが×だと思う)。自転車をきちんと使うには、ときどきのメンテが必須なのだ。

たまたま近所の自転車屋に白いルイガノ(そのときLOUISGARNEAUというスペルだということを知った)があった。
「その白のルイガノを所望したい」とわたし。
「もう一機種在庫がある。組み立ててしまうと置く場所がないので、どちらか買ってくれるのならば組み立ててみるが、如何?」と自転車屋
「可なり」
・・・・・。

というような簡単なやりとりで、衝動買いをした。ルイガノというメーカがどんな会社なのかも、自分が買った自転車はどんなものなのかも、MTBの知識もなにもなかった。(知識はいつも後追いでつけて、最初から知ってたような顔をするのが得意だ)

で、そろそろ3年のつきあいだ。
自転車もがんばった。老人用の電動車椅子とその横から飛び出してきた子犬をよけきれず、激しく転倒したこともある。野川公園からどしゃぶりの中を帰って、泥まみれにしたこともある(そういうときに限って泥除けを付け忘れている)。一万キロ記念のお礼と感謝の気持ちをこめてシャンパンでも買ってあげよう。(…自転車はシャンパンは飲まないよ。それ誰が飲むの?)

こんなに、自転車にはまるのならば、もっと上級車に買い替えようかな…と思ったこともある。しかし、これだけ付き合っていると愛着がわく。しばらくこのまま乗っていよう。

子供のころ買ってもらった自転車には、すべて名前をつけていた。流星号だとかジェット号だとか、ほとんどは、当時はやりのマンガからとったものだ。実はこのMTBにも名前がある…が、恥ずかしいので言わない。(コロンビア人の友人がつけてくれた「びえんとぶらんこでろすあんです号」という名前らしい)

ま、区切りの一万キロを過ぎた。このまま火星を通り過ぎて、わたしたちは、来週から、次の目的地、木星を目指して出発するのだ。(木星?そもそも前提が狂っているぞ!)