星飛雄馬、アムロ・レイ、若井おさむ たまらない声の女性


漫画は好きだがアニメはほとんど見ない。先日、何気なく真夜中のTVチャンネルを押していたら、太ったケツのでかい男が「飛雄馬よ!」と怒鳴っていたので、懐かしさに見入ってしまった。『新・巨人の星』というやつで、上腕二等筋がブチッ(たしか…)と切れてから、再起した星飛雄馬の話らしい。


梶原一騎伝 夕やけを見ていた男 (文春文庫)

梶原一騎伝 夕やけを見ていた男 (文春文庫)


あいかわらず、梶原一騎らしい笑える設定だ。ま、原作が原作だからそれは良い。問題は声優だ。飛雄馬が、苦悩し苦しみ、自らのふがいなさに自戒の言葉を(梶原一騎独特の説明調で)吐けば吐くほど笑えるのだ。だって、この声はガンダムアムロの声なんだもの。アムロの声ならば良い。が、連想させられるのは、どうイメージしても、お笑い芸人・若井おさむなのだ。
その後、夜更けにもかかわらず、大笑いしながら20分を過ごさせてもらった。これで、声優・古谷徹の声が聞こえただけで、そのアニメに感情移入することは、不可能になってしまった。



聴覚が感情に訴えかける力ってすごい!五感のうち、声の印象って、視覚ほどはっきりしないだけ、ハマると強烈だと思う。

と、イントロが終わり、ここが話の分岐点だ。それは

  1. 世界の根源の力である「笑い」とか、
    他の文化的生産物や活動に対する、相対的な反論の引喩となる模倣作品を生産する、あらゆる文化的活動であり、すべての権威の化けの皮を剥いでしまう「パロディの力」について語る
    という進み方

  2. 「声」にまつわる雑感

の二種類だ。

今日は(1)のような気分ではないので(ほんとうはそんな難しいことは考えられないんじゃないかい?)、(2)を採用することにする。

異性の(わたしの場合は女性のことだよ)声に惹かれることが多い。ソプラノは好きではない。コロラトゥーラなんて許してほしい。ちょっと低めの深いアルトも良いが、特に、酒焼けしたようなハスキーボイス(だみ声とはあえていわない)がたまらない。

いままでに、たまらないハスキーボイスの女性には、二人お目にかかったことがある。・・・・・。

・・・・・ちょっとめんどうくさいメールが入ったみたいだ。こんな時間だから、明日でだいじょうぶだよと思うが、急いで返信をしておいたほうが良さそうだ。早く風呂にも入れと言われているし。
・・・・・ということで今日はここまで。

「たまらない声」の女性の話は明日書くことにする。ま、たいした話ではないけどね。